Back Issu
|2006 12
明日のケ二ー・ランキン来日公演が本当にたのしみで、お客さんが入れ替わるたびに『Silver Morning』を聴いてました。久しぶりでまた新鮮。「これ、だれですか?」って訊かれたときなんて、必要以上に熱弁。やっぱり一生つきあって行くレコードだなぁってしみじみと確認したのでした。
2006.11.16(木)
ケ二ー・ランキン行ってきました!前回のブルーノートのときはとにかく興奮してしまって、感情ばかりが自分を支配していたんですが(もちろん良い意味で)、今回は何かとてもじんわりと沁みてきます。70年代の作品となんら変らない、思わずはっとしてしまうほどの柔らかな歌声に、あまりにも大好きなビートルズ「Black Bird」のアルペジオの猛々しさ。初めて手にしてからずっと一緒だというギターのエピソードは、彼の誠実さを象徴している気がしました。そのギターを彼は、「She Is Very Beatiful」と。なんだか言葉にすればするほど上手く伝えられない気がするんですが、とにかくまたもや感動のステージ。どうしてもサインしてほしくて『Silver Morning』のCD買っちゃいました。もちろん握手もおねだり。次回の来日も絶対に行くと、強く決意。なんだかとてもポジティヴな気持ちです。明日からまたがんばれそう。ありがとう、ケ二ー・ランキン。
2006.11.17(金)
タモリ倶楽部

タモリ倶楽部は毎回欠かさず観てるんだけど、今夜はタモさんの持ち込み企画という、アナログ・レコードのカッティング体験。CDの音源をわざわざレコードにしてみて、「やっぱり音が暖かいよね〜」なんて聴き比べてみたり。タモさん、いつもより活き活きしてた気がします。特に興味深かったのは、レコードは外側と内側で音質に明らかな差があるっていう話し。気のせいだと思ってたんだけど、実はとても理論的なことでした。
ちなみに僕が持ってるタモリ倶楽部のオープニング・ソング、The Royal Teensの「Short Shorts」は、Collectablesの“Back To Back Hit Series”の7インチなので、音はわりと安定してます。この曲本当は、イントロのひゅ〜んって音とドラム・インの間に、セリフが入ってます。ハンド・クラッピンなカッコいいオールディーズですよね。DJでは未だかけたことはありませんが。どうやっても、タモリ倶楽部にしかならない気がして(笑)。まだまだ修行が足りないってことですかね。
そういえば、番組のオープニングのおしり、CGも混ざってますよね?あれ、なんでだろう?おしり不足なのかなぁ…?

2006.11.18(土)
ジョアン T シャツでミーターズ

先日のジョアン・ジルベルト来日公演で購入したツアーTシャツ(今回で三枚目!)に袖を通して、オルガン・バーのルーティン・ジャズでのDJへ。
今夜は、少し前にリリースされたブレイケストラ『STAND UP E.P.』収録、チョコレートがシャウトする「Take My Time」や、The Procussionsの「Simple Song」のヘッド・ノディック・リミックスといった、ファンク・モードが全開のチョイスに。ハイライトはミーターズの「Same Old Thing」。男子達のコブシが上がってました。ムジカノッサ本だと、SUPER BUTTER DOGのタケさんが書いてくれた原稿の世界ですね。
ジョアンTシャツ着てファンクするのは、僕なりの美学かも、なんて。

2006.11.19(日)
今日で7周年

カフェ・アプレミディがオープンしたのは1999年11月19日で、今日で正式に7周年です。冷たい雨のせいか、お店は日曜日なのにゆったりでした。あらためて、ひとつひとつの物事をより丁寧にやって行くことを、心に強く誓った次第であります。オーナーと、これまで現場を支えてくれたスタッフ、そして何よりもお客様に感謝。8年目も頑張ります。
アニヴァーサリー・パーティーは、12月22日の深夜に行います。オレンジ・ペコーの一馬くんやNOA NOA、フリーダム・スイート、チャーベさん、ディモンシュの堀内さんもお祝いに駆け付けてくれるそうです。今から楽しみ。

2006.11.20(月)
千葉は津田沼のレストラン、“エル・コラソン”

千葉は津田沼の“エル・コラソン”の8周年記念パーティーでDJでした。なんでも僕の選曲をお店でいつも聴いてくれているみたいで。オーナーのカルロスさん(通称です。日本人ですよ)とスタッフさん達から暖かい歓迎を受けて、とても恐縮しちゃいました。
雰囲気も素敵なお店でしたよ。
ボサノヴァ・デュオのヴァイス・ヴァーサさん & トランペッターの島さんもご一緒。島さんは、サイゲンジさんやオレンジ・ペコーの一馬くんとの共演でもお馴染みですよね。島さんが、「車で送ってあげるから、助手席でDJやってよ(笑)」なんて言ってくれて、真に受けてCDセット持ち込んで必死(笑)。思いがけず、楽しいドライヴでした。なんだか、とても仲良くなれた気がして嬉しかったです。けど「最近のはどんな感じなの?」って訊かれて気が付いたのは、彼のようなミュージシャンにフィットするかなって思える音源って、90年代以降のものに限ると、本当に選択肢が少なくなってしまうということ。レストランのためのセットだったとは言え、う〜む…。けど、いっぱいあるはず。もっと知りたい。

2006.11.22(水)
フリー・ソウル・アンダーグラウンド

新宿OTOでのフリー・ソウル・アンダーグラウンド。松浦さんのストイックな選曲に、やはりシビレちゃいました。僕はというと、飲み過ぎて2回目のプレイ、細かく憶えてません(笑)。その日のピークの盛り上がりを作れたことと、フリーダム「Get Up And Dance」使いのJ.J.FAD「My Dope Intro」をかけたことは微かに記憶があるのですが…。
ジャケットの一番右の人、間違いなく落合夫人似です。

2006.11.23(木)
ファイの9周年記念パーティー

青山ファイの9周年記念パーティーでDJでした。水曜日時代のムジカノッサ以来の福富さんとのリレーが嬉しかったです。けど福富さんのプレイがかっこ良過ぎて、緊張して力み過ぎ。なんとか形にはなったけれど、久しぶりにチキンぶり丸出し。いやはやです…。で、その後モンド・グロッソの大沢さんとお話できて、またもや緊張でした。何はともあれ、VANNEさん&スタッフの皆さんおめでとうございます!
あ、来年の春からムジカノッサは、ファイの週末レギュラー・パーティー化の予定ですよ。お楽しみに。

2006.11.24(金)
井手さんのお店、グランド・ギャラリーへ

“中村くん好みのTシャツ、ありますので”と、井出靖さんよりメールをいただき、グランド・ギャラリーの新フロア、行ってまいりました。
音楽にまつわるTシャツとヴィンテージ・ポスターの専門店、好きものにはたまりません。
すでに売れてしまってたロイ・エアーズのポスター、めちゃ欲しかったです。けど残念がっているのもつかの間、目に飛び込んで来たのはフィフス・アベニュー・バンドのポスター!うーん、欲しい!けどなぁ…、値段とか、額買って、さらにどこに飾る?とかで、結局保留…。
けどTシャツは買いました。ドラム・ショップ“Dr.beat”。笑えます。ハイ・ハットとバスドラで可愛い。

2006.11.25(土)
小西さんの、ロックンロールの‘N’

アプレミディを終えて、ファイのアニバーサリー最終日へ。
小西さんに、「来年、またムジカノッサ本に原稿を書いていただけないでしょうか?」とお願いすると、「オッケー!ロックンロールの‘N’に力の入ったやつをね!」と。むむむっ、早く読みたい!
頑張って、必ず夏には!と、心に強く誓った次第でありまする。

2006.11.27(月)
明日はテルサ〜中ちゃん歓迎スペシャル

ゲストで呼んでもらったのは7月でした。あの時は盛り上がったとは言え、一回勝負ってことでかなり反則な選曲だったかなと。明日からはレギュラーとして、ちゃんとテルサれるか、ある意味、今までにないトライな感じがあります。
ディスコ、ブギー的視点からのリアル・ブラジリアンに、何処まで自分らしく肉薄できるか楽しみ。
何より、カフェ・マンなら誰しもが憧れる堀内さんから必要とされるのが、本当に嬉しいんです。“中ちゃん歓迎スペシャル”っていうタイトルまで、いただいてしまいました(笑)。

2006.11.28(火)
“テルサ”はポルトガル語で“火曜日”の意。

僕的には、色々試したつもりでした。
嬉しかったのは、初めてかけたバーデン・パウエル「Feitinha Pro Porta」(親父からもらったレコード!)に、ジェラシック・ファイヴ「Canto De Ossanha」の思いつきブレンドがばっちり上手く行ったこと。あのビート、マンドレイク・ソン「Birembau」からの強力なサンプリングですよね。
堀内さんが、「すごい良かった」って。伏黒さんも、「あれはああいうバージョンなの?」って。いや、リズムを合わせて被せてただけです(笑)。
パウエルのあの曲も、メロディアスでリズムがしっかりしてるのに気が付いたのは、最近なんですよね。けどこのイベント以外でダンス・ミュージックとして機能は、まずしないと思ってます。踊ってくれたテルサーの皆さん、ありがとです。
終了後、テルサを始めるきっかけになったというDon Betoのレコードを、堀内さんよりありがたく頂戴いたしました。

2006.11.30(木)
FCQ、ユッカとテッポのお師匠さん

カフェ・アプレミディの常連さんの誘いで、フィンランド政府観光局主催のジャズ・ライヴへ。場所は神田のTokyo TUCというジャズ・ハウス。大好きなピアニスト、レイ・ブライアントのサインが飾ってあって、テンションUP。グランド・ピアノのすぐそばに着席。
今夜の主役はユッキス・ウオティラ。音楽大学の教授でありながらも、最前線のジャズ・マン。今回はピアニストとしての来日ですが、ドラマーとしての腕も相当とのこと。ファイヴ・コーナーズ・クインテットのドラマー、テッポ・マキネン、さらにトランぺッターのユッカ・エスコラも、彼の教え子だそうです。サイド・メンはみんな僕と同い年くらいに見えたので、きっとこれからっていう子たちを連れてきたんでしょうね。“先生、僕のソロ、どうっすか!?先生っ!”っていう表情でした(笑)。ユッキスは、柔らかなタッチの“静”の部分が素敵。演奏終了後、本人も含めてメンバー全員が90度くらいまで深々と礼をする姿に、深い感動を憶えました。フィンランド、きっと“美しい国”ですよ。

Back Issu
|2006 12