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2007 11| |2008 01
12月1日(土)
Lovers Jazz Moments vol.2
三宿コントンでの高木 一江さん主催のパーティー第二回目。 スタンダード“Speak Low”良かったです! 一緒にプレイだったDJのSunny Sappaちゃん、同い年な上に音楽の趣味もかなり共感でした。もっと早くに知り合っててもおかしくなかったな。

DJブースからの一江さん、後ろはソイル丈青さん。ベースの秋田くんはこの左奥に。そして光量足りなくてごめんなさい。
12月2日(日)
15日(土)は夕方から鎌テル&深夜はルーティン・ジャズ!

12/15 Sat. Terca“ CD Release Party vol.1”
[DJ's]
堀内 隆志(cafe vivement dimanche)・伏黒 新二(Musica LocoMundo)・大島 忠智(balanca nova discos)・中村 智昭 (MUSICAANOSSA)・高橋 稔
[Guest DJ]
成田 佳洋(NRT / Samba-Nova)

[at] 鎌倉 cafe vivement dimanche
[info]046.723.9952 ※18:00~22:30の開催です。


12/15 Sat. ROUTINE JAZZ
[DJ's]
小林 径(Routine Jazz )・永井 克俊・大橋 直樹・楠本 伸哉・中村 智昭(MUSICAANOSSA)・Routine Jazz Crew [at] 渋谷 オルガンバー [info]03.5489.5460

“テルサの神”チン・マイア表紙のフリー・ペーパーには、こんな原稿を書いてみました。 “僕が『テルサ』にレギュラーDJとして参加し始めて間もないころ、「中ちゃん、これ持ってる?」と、堀内さんから手渡されたのがドン・ベトの『NOSSA IMAGINACAO』。さらに、「差し上げますよ。これが、テルサを始めるきっかけになったレコードなんです」。きらびやかなストリングスとホーン・アレンジにこみ上げるメロディー、グルーヴするギター・カッティングにフィメイル・コーラスもばっちりのその内容は、“ブラジリアン・フリー・ソウル”と呼ぶに相応しいものでした。以来、このレコードをプレイすることが(嬉しくも)僕の使命となったのです。ジャズ、ヒップホップ、ハウス、ドラムンベース、バイリ・ファンキといった様々な音楽と共に、より“自分らしい”スタイルで――。ぜひ一緒に楽しみましょう!もちろん、ダンス・フロアで!”

12月3日(月)
11月のCDリコメン@apres-midi.biz 其の三
BILL EVANS / THE SOLO SESSION VOLUME 1
BILL EVANS / THE SOLO SESSION VOLUME 2

カフェ・アプレミディのスタッフと常連さんはお店でよく耳にしていると思うのですが、数あるエヴァンス作品の中でも個人的に特に気に入ってかけ続ているのがこの『THE SOLO SESSION VOLUME 1』。とめどなく溢れるリリシズムと抑えきれないほどのエモーションが同居するエヴァンスという一人(独り)の人物の様々な心情が、ピアノ・ソロという最もシンプルなフォーマットによってより深く、生々しく伝わってくるのが堪らないのです。特にお薦めしたいのは名曲“MY FAVORITE THINGS”とあの“SPARTACUS LOVE THEME”。徹底的な分解の後の高度な再構築がそこにはあります。そして緩やかに流れる時間の中に、必ずや心奪われる瞬間が訪れることをお約束いたします。

『THE SOLO SESSION VOLUME 2』をプレイするのは、公園通りのクリスマス・イルミネーションの点灯と共に。“SANTA CLAUS IS COMING TO TOWN”が、街を、店を、僕を、さりげなくその気にさせてくれます。

エヴァンスの没後に、蔵出し音源として1992年にリリース。録音は1963年のニューヨーク。
12月4日(火)
11月のCDリコメン@apres-midi.biz 其の四
CESARE PICCO / CHRISTMAS TUNES - PIANO SOLO 昨年のちょうど今頃に出逢ったのが、イタリアから届けられたというチェザーレ・ピッコのピアノ・ソロによるクリスマス・ソング集『CHRISTMAS TUNES』。それはお馴染みのメロディーの連続でありながら、澄んだ音色と丁寧に選び抜かれた音数でナチュラルに空間に溶け込み、クリスマス・アルバムとしては数少ないカフェ・アプレミディの定盤の仲間入りを果たしたのでした。そしてボーナス・トラックとして収録されていたマイルス・デイヴィスもカヴァーしたシンディー・ローパー“TIME AFTER TIME”のピアノ・ソロ・ヴァージョンをオールタイム・フェイヴァリットとして“usen for Cafe Apres-midi”の2006年ベスト・セレクションに選曲すると、身近なリスナーからヴィヴィッドな反応が数多く寄せられたことも印象的でした。

今朝もオープン準備をしながら久しぶりに聴いていると、ピアニストでもあるスタッフ女子から「キレイな音ですね」とさっそく熱心なチェックが。そしていつも薫り高いコーヒー豆を届けてくださる通称“にれさん”こと板倉さん(数年前に惜しまれつつクローズしてしまった渋谷の自家焙煎喫茶“にれ珈琲店”のマスター)が配達時に「これ、誰です? 良いですねぇ」と。さらにカウンターに一緒に置いてあった2枚の『THE SOLO SESSION』に目をやりながら、「ビル・エヴァンスも大好きなんです」とまで。これからもたくさんの人との関係を繋いでくれる、この季節だけの貴重な一枚となりそうです。

来日公演もあるみたいですね。けどソロではなく、トリオかな?
12月5日(水)
Best Selection 2007 for Cafe Apres-midi

昨夜選曲したUSENの2007年ベスト・セレクションを、ラフのままカフェ・アプレミディで何度か試し聴き。いきなり決定としてしまうには不安なほどに、例年よりも繊細な世界となってしまったので。 けどお店との相性は問題無し!これで行きます! 前半を象徴するイントロは、エヴァンスとジュレミー・ステイグによるスパルタクスのテーマを。テリー・キャリアーの名曲は、味わい深いデモ・ヴァージョンで。じわりと体温が上がってくれると嬉しいです。今年は『Occasional Rain』と『What Color Is Love』のライナーノーツを執筆できたことが、本当に光栄な出来事でした。 チェンジ・オブ・ペースでのレイ・バービー・ミーツ・ザ・マットソン2。そしてホセ・ゴンザレスによるマッシヴ・アタックのカヴァーをフックに。シネマティック・オーケストラでビート・レスにした後に、e.s.t.からNujabesへとリズムをより強調です。USENでの放送時は、20:00から21:00というディナー・タイム。クレームが来ないことを祈るばかり。ぎりぎりかなぁ?けれどただ暗いのではなく、一筋の希望の光が見えるような世界をイメージして。

・Spartacus Love Theme / Bill Evans with Jeremy Steig
・Ordinary Joe (Demo Ver.) / Terry Callier
・Yeppers / Ray Barbee Meets The Mattson 2
・Teardrop / Jose Gonzalez
・To Build A Home / The Cinematic Orchestra
・Tuesday Wonderland / e.s.t.(Esbjorn Svensson Trio)
・Another Reflection / Nujabes

後半はさっきまでの少し突き放した感じを、アプレミディらしい世界に引き戻しにかかります(笑)。けどいきなりアンジー・ストーンのアカペラで反則?いいんです!最高!エディー・ロバーツは何気にベスト・セレクションの常連。アルバムの中にいつも一曲だけこういう佳曲が入ってます。地味なワルツだけど好き。ザ・ジャム時代の名曲“English Rose”は、ようやくリリースされた『FREE SOUL. the classic of PAUL WELLER』より。ベニー・シングス“Over My Head”には、彼がプロデュースを手掛けたウーター・ヘメルへの想いも込めて。「天気雨みたいな曲ですね」とは、カフェ・アプレミディ・スタッフ原田くんのナイス・コメント。先日リリースされたコルトレーンのカヴァー10インチも素晴らしかったホセ・ジェームスは、来年のアルバム・リリースに思いを馳せて。永遠に終わらないような感覚の“The Dreamer”。

エンディングは勝手に一人で再評価を進めていたデルズにお任せ。“Segue 5 Sweet”は『Sweet As Funk Can Be』より。このアルバムの作曲は全曲テリー・キャリアーで(密かに前半の頭と繋がってます!)、プロデュースはもちろんチャールズ・ステップニー。そしてお馴染み“Wives And Lovers ”は、ディオンヌ・ワーウィックのカヴァー集(つまりバカラックの名曲集)よりチョイス。

・Go Back To Your Life / Angie Stone
・Napule E / The Eddie Roberts Quintet
・English Rose / The JAM
・Over My Head / Benny Sings
・The Dreamer / Jose James
・Segue 5 Sweet / The Dells
・Wives And Lovers / The Dells

放送は2007年12月26日から2008年1月6日までの、連日20:00から21:00です。お楽しみに!

左上から『Ray Barbee Meets The Matton 2』、ホセ・ゴンザレスの『In Our Nature』、シネマティック・オーケストラの『Ma Fleur』、e.s.t.の『Tuesday Wonderland』、ベニー・シングスの『Benny…At Home』、アンジー・ストーンの『The Art of Love & War』。 Nujabesの“Another Reflection”が収録された、買ったばかりのコンピレイション『Hydeout Productions 2nd Collection』も、もちろん写真で紹介したかったんですが、先週末のDJ時に早速紛失してしまったみたいなんです(泣)。

12月6日(木)
Christmas TIme for CONTINUER

眼鏡&サングラスのブランドを扱う恵比寿のショップ“コンテニュエ”さんから、秋冬コレクションに引き続いてのクリスマスBGMも選曲依頼が!

今日は深夜までその作業を。アップ・テンポな曲を中心にチョイス。しっとり&メロウなクリスマス・ソング集は、また別の機会に。

Christmas TIme for CONTINUER
・Christmas Greetings / The Miracles
・Christmastime Is Here / Howlett Smith
・Sleigh Ride / Riche Cole Quintet
・It's The Most Wonderful Time / Pete Jolly
・Santa Claus Is Coming To Town / David Grisman
・Cool Yule / Kurt Elling
・Blue Christmas (To Whom It May Concern) / Miles Davis
・Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow / Ella Fitzgerald
・Watching The Snow / Michael Franks
・Wineter Wonderland / Chet Baker
・Our Little Town (Based On Oh Little Town On Bethlehem) / The Heath Brothers
・Peace At Least / The Rotary Connection
・Fool On The Hill / Dorothy Ashby
・Jingle Bells / The Soulful Strings
・Skating / Vince Guaraldi
・Skating In Central Park / Serge Delaite Trio
・Snow Queen(Live) / Carole King
・We Three Kings of Orient Are / Full Faith & Credit Big Band
・My Favorite Things / Diana Ross &The Supremes

CONTINUER 渋谷区恵比寿南2-9-2 calm恵比寿1F tel.03.3792.8978
open.12:00-21:00 close毎月第3水曜日 http://www.continuer.jp

ラストのダイアナ・ロス&シュープリームスによる“My Favorite Things”は、堀内さん監修によるコンピレイション『music diary~christmas time』より。シャンシャンシャン、とね。

12月7日(金)
「火を、消さないように頑張ろう」
DMRの廣瀬くんが昼下がりにご来店。最近の渋谷レコード屋さん事情を、売り手側(もちろん廣瀬くん)と買い手側(もちろん僕)とで色々と。いや〜、厳しいっす!「火を、消さないように頑張ろう」と、二人で結束を固める次第でございました。 夜は今年最後のグランツーへ。いつものスパーク・モードで盛り上がって一安心。

カウンターに廣瀬くんを迎えてのBGMは、一昨日の夜中に繋いだUSEN放送用の『Best Selection 2007 for Cafe Apres-midi』。静かなるクライマックスは写真のBrownswood Bubblersサンプラー12インチから、ホセ・ジェームスの“The Dreamer”。二人して「やっぱいいねぇ」と、ほっこりなため息。
12月8日(土)
青い部屋にて
フリー・ソウル・パーティーのインクスティック期なども知る先輩DJである高橋慎治さんにお誘いいただいて、イベント“CARNIVAL”の5周年記念パーティーに出演。僕が体感できなかった時代のお話をたっぷり聞かせてもらえて感激。オーガナイズ・サイドの熱さが、心に残りました。

僕の直後にライヴだったTHE SKABAYS、最高に楽しかった!演奏はしっかりしてるし、ヴォーカルのクリスもナイス・キャラ!バックには青い部屋の象徴とも言える薔薇の絵。
12月9日(日)
メロウ・クリスマス・ウィズ・ユー!
12/23 Sun.(祝前日) Mellow Christmas with You

[DJ's]橋本 徹(SUBURBIA)・YOU THE ROCK★・西寺 郷太(NONA REEVES)・古川 太一(riddim saunter)・中村 智昭 (MUSICAANOSSA)・関Z 裕作・鈴木 健太郎

[at] 新宿 OTO [info]03.5723.8264

このメンバーだと、メロウ・ビーツの比率は低い気がしますが(笑)。
12月10日(月)
トゥオモ・ライヴ
カフェ・アプレミディを少し離れてクラブ・クワトロへ。 サンタナばりのラテン・ロックに変化する、ライヴ・ヴァージョンの“Ourselves”がカッコ良かった!

ミーハーなので、アナログ購入でサインを!左は今夜のフライヤー。
12月11日(火)
井出さん忘年会
毎年恒例の井出靖さん邸での忘年会。今年は大DVD鑑賞会での楽しい時間に。最後は井出さんの結婚式の映像まで。司会はいとうせいこうさん、DJは矢部さんとスチャダラのシンコさん、染之助染太郎が「おめでとうございま〜す!」、そしてワハハ本舗・梅ちゃんのピーナッツ飛ばしに全員爆笑でした(笑)。 帰りにお見送りしてくださる奥様に「おめでとうございました!」と、出席気分で遅ればせながらのお祝いを。

スペシャルズの秘蔵映像に唸りました!激ルード!
12月12日(水)
メロウ・ビーツ本
サンプル上がって来ました!ミュージック・ラヴァーが想いを語るディスク・ガイドとしては、ムジカノッサ本と同じ。打ち合わせ時に「ムジカノッサ本スタイルで」と、橋本さんも申しておりました。

書籍『エッセンシャル・メロウ・ビーツ』。ぜひ読んでください!
12月13日(木)
8時間分選曲
usenの年明けから放送の8時間分を一気に選曲。ほとんど飲まず食わずで10時間以上作業を。こんなに集中したのは久しぶり。

仕事中に遊んでもらえないヤッコは、横でいつもこんな感じ。撫でてやると嬉しそう。
12月14日(金)
六本木ヒルズで忘年会!
12/28 Fri. The Salon
“アントニオ・カルロス・ジョビン生誕80周年記念
『ジョビニアーナ〜愛と微笑みと花』
CDリリース記念パーティー”

[DJ's] 橋本 徹(SUBURBIA)・松田chabe岳二(cubismo grafico)・吉本 宏(usen for Cafe Apres-midi)・薮下晃正(RELAXIN' WITH LOVERS)・ 中村 智昭 (MUSICAANOSSA)+スペシャル・ゲスト

[Live]南佳孝・曽我部恵一・TICA・NOA NOA・土岐麻子・多和田えみ+スペシャル・ゲスト

[at] 六本木ヒルズ Mado Lounge [info]03.3470.0052 ※21:00よりの開催です。

豪華メンツで、早い時間から見逃せません!
12月15日(土)
大風邪でのトリプル・ヘッター
カフェ・アプレミディ→鎌倉テルサ→ルーティン・ジャズの3本立て。いやー、すごいバタバタながらも楽しい一日。 けど本来もう少し身体を休めたかった木曜日の頑張りが響いてか、昨日からの風邪がよいよ本格的に。すごい喉痛い&変な声に!

鎌テルはテルサTシャツ着用でのアフロ・チャッピーがお出迎え。カメラを忘れてしまったので、撮影はトップクラスの常連・平田ゆうこちゃん(彼女は元グランド・ギャラリー・スタッフでも!)。ありがと!
12月16日(日)
今年も開催!吉本さんも参加に!
12/31 Mon.(大晦日) MUSICAANOSSA LOUNGE_COUNTDOWN PARTY 2007-2008

[DJ's]中村 智昭(MUSICAANOSSA)・橋本 徹(SUBURBIA)・大橋 直樹(Ultra Master)・吉本 宏(Sweet Surprise)・玉井 大・廣瀬 大輔(DMR)・目 征寛

[at]渋谷 Cafe Apres-midi  [info]03.5428.0510 [start] 23:00 to 4:00 ※ ノー・チャージ、1ドリンクのオーダーでお楽しみいただけます。お気軽にお越しください。

新年祝って呑みましょう!
12月17日(月)
12月のCDリコメン@apres-midi.biz 其の一
CALM / BLUE PLANET アフリカの神秘が、吹き抜ける風が、海の唄が、雨降る前の空気が、日本の伝統的な風景が、心臓の鼓動が、朝の太陽が、街に舞う雪が、そして、全ての愛が、CALMのあたたかなプログラミングによって、素晴らしく叙情的に綴られます。 全編にわたってフィーチャーされた日本語の歌詩は、知らず知らずのうちに“ヴォーカル”という楽器の一つとして捉えてしまっていた“歌声”の役割の大切さについて、あらためて深く考えさせてくれます。それはかつて、サイレント・ポエツとUAのコラボレーションによって生まれた“青空”が、あの時の僕をそうさせたように。

特に、中島ノブユキさんのピアノが美しく鳴る“UMI-UTA (SEA SONG)”、そして杉本智和さんをベーシストに迎えてEGO-WRAPPIN'の中納良恵さんが歌う“SUNDAY SUN”という2曲の流れは、じっくりと何度も聴き込んで、正面から真っすぐに向き合ってほしいクライマックス。 年明けにリリースされるというもう一枚のニュー・アルバムにも、今から期待で胸が高鳴ります。

リリース・パーティーでDJやります!ライヴ楽しみ!
1/13 Sun.
CALM 4th Album『Blue Planet』release party
[Live] CALM [DJ's] DUBBY(Feldman-Dream Academy)、
中村智昭(MUSICAANOSSA)
[at] 青山 CAY
[start] 17:00
[info]03.3498.5790
12月18日(火)
12月のCDリコメン@apres-midi.biz 其の二
e.s.t. / TUESDAY WONDERLAND e.s.t. / LIVE IN HAMBURG

ここ数日、usen for Cafe Apres-midiの2007年ベスト・セレクションの放送用に制作したCD-Rを、お客さまが入れ替わる度に繰り返しかけています。ざっとリストアップした候補曲のトータル・タイムは5時間以上で、泣く泣く1時間ジャストに仕上げる作業は中々に大変。けれどそれなりに満足の出来となりました。

今の僕のリアルな感覚にかなり忠実な内容のため、アプレミディ・チャンネルとしてはちょっとトーンが暗かったり、リズムが足りないかな?と、相当不安ではあったんですが、実際にカフェ・アプレミディでお客様から「今かかってるのは何ですか?」と、多くのお問い合わせをいただいているので、少し胸をなで下ろしています。 さらにそういったカラーの選曲に踏み切ったのには、もう一つ理由が。それは先日行われたUSENミーティング兼選曲会でのセレクター5人全員のチョイスが、あまりにもハイ・クオリティだったから。これまで毎年自分としては、アプレミディのパブリック・イメージの真ん中に(バランスを取りながら)できるだけ近いことをやり続けてきたつもりだったんですが、今回の放送においては16人のリレーによる10時から26時までの放送の中で、自分が“谷”になることでみんなの“山”がより高く感じられるのではないかと思ったからなんです。

そしてその“谷”の最深部をホセ・ゴンザレスやシネマティック・オーケストラと共に形成するのがこのe.s.t.のミラクル・チューン“TUESDAY WONDERLAND”。アルバムのリリースは2006年の秋だったんですが、2007年も彼らが描くワン・アンド・オンリーな音像に何度も思いを託した年となったので、選出させていただきました。 加えてそんな矢先にハンブルグでの2枚組ライヴ盤も到着で、鳴り止まない拍手と大歓声が、“奇跡の一夜”を物語っています。

左から『TUESDAY WONDERLAND』、『LIVE IN HAMBURG』。
12月19日(水)
企画書持ってユニバーサルさんへ
内容は、大好きな「スパルタクスのテーマ」を主役に据えたコンピレイション。 実は2年前にビクターさんからのリリースで話しは相当進んでたんですが、プレステッジ、ファンタシー、ギャラクシー、リバーサイド、パブロ、コンコードと言った本企画の主要音源を擁するレーベル権が、ビクターさんからごっそりユニバーサルさんへ移ってしまうという大事件と見事にバッティングしてしまって、リリース・タイミングを逃してしまったんです。 なんとか実現できたら良いな。インパルスやカデット、ヴァーヴ、ポリドールなどの音源も加わって、さらにの内容濃いものにできるはず。 

ユセフ・ラティーフの『Eastern Sounds』。言わずと知れたクラシック。 けれど今だからこそ、もう一度フレッシュに鳴らしたいのです。
12月20日(木)
丸テル!
東京駅の新丸ビル7F (marunouch) HOUSEでのテルサ。うーん、ハイソ。お洒落なOLさんがいっぱいでした。テルサ、伝わったかなぁ?むむむ……。

フロアにはでっかいミラーボールが!この辺りはかなりテルサ(笑)。
12月21日(金)
ブルーノート・ストリート・レコ発イベント
カフェ・アプレミディを終えて、代官山のAIRへ。お目当ての松浦さんのDJは最後の2曲しか聴けなくて残念でした。 ラウンジで辰雄さんからDJ KAORIというすごいリレー。DMRの小川さんやヴェルダットの(吉永)祐介くんとも話しがもできて、とても楽しいひと時を。けど僕も、プレイする側に回らないとな、と。

久しぶりに“Where Are We Going”を耳にした、ドナルド・バードの『Black Byrd』。もちろんブルーノートからのリリースで、プロデュースはスカイ・ハイ・プロダクションズ。Tokyo No.1 ソウル・セットのネタとしてもお馴染みですね。最近ではPat D & Lady Paradoxも新しいアルバムでまんま使ってましたよ。
12月22日(土)
続・2007 Best Selection
カフェ・アプレミディから帰宅して、深夜に選曲。usen for Cafe Apres-midiでは1月11日から2月22日の毎金曜日20時から22時に放送です! 前半の1時間は、フォーキー&ちょっぴりソウルフルな選曲をお届け。

・High And Dry / Jorge Drexler
・Outro Lungar / Toco
・Take Everything In / Angie Stone
・This Just In / Peven Everett
・The Loved / Paul Weller
・It's You / Tuomo
・Perpetuum Mobile / 高木正勝
・Recovery / New Buffalo
・So Sorry / Feist
・Hands / Tunng
・A Better Way / Stephen Whynott
・I Wish I Wish / The Memory Band

後半は中島さんイントロからスピリチュアル・ジャズ。最後はアプレミディ的ほっこりタイム、そしてマイ・ファイヴァリット・シングス。

・Euridice / Baden Powell
・Manuel O Aldaz / 中島ノブユキ
・East Wind / Calm
・Free / Matsi
・Love Is Everywhere (Orisinal Version)
/ Masa Collective Feat. Valerie Etienne & Rob Gallagher
・Healing Song / Build An Ark
・Moon Child / Pharoah Sanders
・Rivers Of Our Fathers / Stanley Cowell
・Feel Like Makin' Love(Live) / Marlena Shaw with SFB Big Band
・Sunday Son / Johnny Hartman
・Blossom / Tamiko Jones
・Dindi / Jon Lucien
・Inside(Live) / Kenny Rankin
・My Favorite Things / Al Jarreau

発掘音源として7インチでリリースされた、マリーナ・ショウの”Feel Like Makin' Love”。
12月23日(日)
メロクリ!
OTOでの『Mellow Christmas with You』。僕はメロウ・ビーツ・モードで選曲。 最後の全員でのプレイ時に、ブースでYOU THE ROCK★さんに唇を奪われてしまいました(笑)。

左からYOUさん、ノーナ・リーヴスの郷太さん、橋本さん、リディムの太一くん。みんな仲良しでございます。
12月24日(月)
クリスマス・イヴ
カフェ・アプレミディもこの日ばかりは予約がいっぱい。限られた数のソファーの回し方に頭を使いながら、恋人たちの時間をサポート。 プレゼント交換とか、羨ましかです。 メリー・クリスマス。

つい先日リリースされたばかりのベニー・シングス&クララ・ヒルの“On Christmas Morning”。むちゃくちゃ良いです!クリスマス・ソングでなければ、間違い無くベスト・セレクションに選出!ジャケもスタンプで可愛い(多分、僕のはプリント・ミスですね。葉っぱが切れちゃってます。けどまあ、それも味ってことで)。
12月25日(火)
クリテル!
OTOでのクリスマス・テルサ。 ディモンシュでポルトガル語教室を開いている荒井めぐみ先生のホワイト・サンタ・コスプレにメロメロ。これが“萌え”って感覚なのね?!と、30歳にして初めて気が付いたのでした(笑)。

僕も毎年のご愛嬌。
12月26日(水)
中島ノブユキさんご来店
先日選曲し終えた『続・2007 Best Selection』を聴きながら閉店の準備をしていると、中島ノブユキさんが「コーヒーをいただけますか?」とお一人でご来店。ちょうど後半頭の中島さんタイムのところで、「安易な選曲ですいません……」なんて言いながらカウンターでお話を。
『エテパルマ』でカヴァーされたヴィニシウス作“Euridice”のバーデン・パウエルによるライヴ・ソロは初聴とのことで、しばし無言で聴き入っておられました。ご自身によるトニーニョ・オルタのカヴァー“Manuel O Aldaz”から中島さんのピアノが転がるCALMの“East Wind”は苦笑いで。Matsiの“Free”では「これ誰です?すごい良いですね」と、身を乗り出して熱心に。 憧れの芸術家を目の前に、僕にとってとても贅沢な時間でした。中島さん、本当にありがとうございました。

ボサノヴァ・ムーヴメントに欠かすことのできない偉大な詩人であり、優れた外交官でもあったヴィニシウス・ヂ・モライス。80年代初頭に組まれたカヴァー集であるこの『Vinicius』は、大昔に買って長らく棚で眠っていたんですが、今年になって再発掘。あのころの耳では、こんなにも素晴らしい“Euridice”にきちんと反応できていなかったようです。
12月27日(水)
12月のCDリコメン@apres-midi.biz 其の三
PHAROAH SANDERS / PHAROAH SANDERS' FINEST

2007年はありがとうございました。来年も僕たちアプレミディをお店、スタッフ共々よろしくお願いいたします。2008年も皆様に良い音楽がありますように。 さて、年末のカフェ・アプレミディBGMをひたすら任せているのは、usen for Cafe Apres-midiの“2008 WINTER”放送用に選曲した“続・2007 BEST SELECTION”。

前回このコーナーでお話させていただいたベスト・セレクションでは泣く泣く選外となった楽曲達を2時間にまとめたもので、月曜日の12時間とはまた別で担当する金曜日の20時から22時という匿名性が高い時間枠を意識して、より“カフェ・アプレミディ的”な世界に。 中でもお気に入りのパートは後半のスピリチュアル・ジャズ・タイム。主役はファラオ・サンダースのキャリアの中でも五指に入るであろう名曲にして名演“MOON CHILD”。何年もオールタイム・フェイヴァリットとしてかけ続けてきたんですが、タイムレス期のベスト盤『FINEST』が滑り込みでリリースとなったので、この機会にあらためてチョイスさせていただきました。激動の時代を抜けてたどり着いた80年代末、そこにあるのは永遠に続くかのような平安の調べ、そしてあまりにも深い慈愛。それはコルトレーンの“NAIMA”、自身の“ORIJIN”もまた同様に。けれど一方でイントロから怒濤のブロウで迫るのは“YOU'VE GOT TO HAVE FREEDOM”。
名手ジョン・ヒックスの奏でるピアノとの対決が最高にスリリングな再熱演となっています。 ストラタ・イースト〜インパルスからテレサ、そしてこのタイムレスへ。後にビル・ラズウェルとのコラボレイションによってファラオはさらなる新境地をめざし、“SAVE OUR CHILDREN”を生むこととなるのです。

超アップ・ジャケで、このアナログ盤だとほぼ実物スケール(笑)。
12月28日(金)
残念無念!
今夜は六本木ヒルズの52階マド・ラウンジでの『ジョビニアーナ』CDリリース記念パーティーで、曽我部さんや南佳孝さん、NOA NOA、土岐さんといった豪華ライヴを楽しみにしていたんですが、今朝になって夜のカウンター・スタッフがダウンしてしまい、オープニングDJを終えてカフェ・アプレミディへとんぼ返り。 あぁ、残念無念……。
そして17時間の立ちっぱなし勤務でさすがにクタクタ。

戻り際にTICAのお二人を一枚……。
12月29日(土)
12月のCDリコメン@apres-midi.biz 其の四
STANLEY COWELL / MANDARA BLOSSOMS
ファラオ・サンダースが名盤『IZIPHO ZAM (MY GIFTS) 』を残したストラタ・イーストを、チャールズ・トリヴァーと共に立ち上げたピアニストであるスタンリー・カウエルもまた、激動の時代を抜けて平安へとたどり着きます。
場所はコペンハーゲンの名門SteepleChace。 自らが見出した歌姫カレン・フランシスを全編に迎えてのヴォーカル・アルバムで、歌詞を付けて披露される“EQUIPOISE”の収録が、熱烈なカウエル・ファンである僕の心を強く揺さぶります。意外な選曲も楽しいディズニー名曲“A WHOLE NEW WORLD”、ボッサ・リズムのタイトル曲“MANDARA BLOSSOMS”にも、「らしい」タッチが随所に。“WINTER REFLECTIONS”のクールな質感も堪りません。極めつけはメロウ・チューンに生まれ変わったラストの“RIVERS OF OUR FATHERS”。
メロディー・メイカーとしてのカウエルの才能を、嬉しくも再確認させられる素晴らしい一曲(“続・2007 BEST SELECTION”では、ファラオ・サンダースの“MOON CHILD”を受けての並びで選曲!)。いつの時代にどうあっても、やっぱりカウエルが大好きなんです。

※上記“続・2007 BEST SELECTION”の放送は1月11日からの毎週金曜日20時から22時となっています。USENのD/H-3chで聴けますので、お楽しみに!

僕と同じコアなファンには、同時期のピアノ・ソロ・アルバム『Angel Eyes』あたりもお薦めです。
12月30日(日)
オリジナル・ラヴ『風の歌を聴け』
閉店間際にアルコールもかなり入ってご機嫌の橋本さんが。普段ならBGMとしてはNGなんですが、勢いに負けました(笑)。聴いていた高校のころを想い出します。やっぱり最高!

なんと紙ジャケで再発。橋本さん執筆のライナーは、熱過ぎてやけど必至!?
12月31日(月)
MUSICAANOSSA LOUNGE_COUNTDOWN PARTY 2007-2008
昨年同様に楽しかった!特に明け方盛り上がって終わらないことと言ったら……。 グッバイ2007!

ファイとオルガンを終えて駆けつけてくれた径さん&会心のニュー・イヤー・スマイルの大橋さん。橋本さんのDJをバックに。
1月1日(元旦)
あけましておめでとうございます!
昨夜からのカウントダウン・パーティーがライト・アップしたのは朝6時過ぎ。片付けが終わったのは7時半ころ。他のスタッフを先に帰してからレジ閉めをと思ったら、いつの間にかソファーで気絶。気が付いたら正午を回ってました。 作業を終えて1時ころにフラフラと帰路に。宇田川交番横を通りかかると、ディスク・ユニオンが元日にも関わらず営業しているではありませんか!夢遊病者のように、よろよろと吸い込まれてしまいました。あまりの疲れでもうろうとしていたせいか、いつもより財布の紐がゆるゆる(持ち帰りはいつもの薄いビニール袋ではなく、久しぶりに厚手の紙袋で。これで買って帰ってる人って、かなりの強者に見えますよね?)。 今年のスタートがこれって……。ううむ……。

ムーヴメント98 feat.キャロル・トンプソンの“Joy And Heartbreak”。7インチはずいぶん前から持っていたんですが、スミス&マイティのインスト・リミックスが入ったこの12インチがずっと欲しくて。見かける度に我慢して来たのに、今日ついに。中古12インチに1800円も出すなんて、いつもの僕ならありえないです。サティを下敷きにした永遠のグランド・ビート・クラシック。ジャケットの色彩も好き。
1月2日(水)
カフェ・アプレミディの8周年記念新年会です!
Cafe Apres-midi 8th Anniversary & New Year's Party
2008.1.11. Fri. at 渋谷 Cafe Apres-midi
start 24:00 to 5:00
info 03.5428.0510
¥2,000 / 1D

DJ:
橋本 徹 SUBURBIA 堀内 隆志 cafe vivement dimanche 吉本 宏 Sweet Surprise 中村智昭 MUSICAANOSSA

Live:
NOA NOA Freedom Suite cubismo grafico & Sayaka Kushibiki
8th Anniversary Special Session (藤本 一馬 orange pekoe/Asa Festoon /島 祐介)

オープン後、間もなくライヴ!早めのお越しを!

24:00 吉本 宏 Sweet Surprise
24:30 8th Anniversary Special Session
(藤本 一馬 orange pekoe/Asa Festoon /島 祐介)
1:00 橋本 徹 SUBURBIA
1:30 cubismo grafico & Sayaka Kushibiki
2:00 堀内 隆志 cafe vivement dimanche
2:30 NOA NOA
3:00 中村智昭 MUSICAANOSSA
3:30 Freedom Suite
4:00 橋本 徹 SUBURBIA
4:30 Free
5:00 End

フライヤーの表紙は橋本さんが去年出したコンピが全作集合。その数なんと32枚!
1月3日(木)
そしてCALMイベントも!
CALM 4th Album『Blue Planet』release party

2008.1.13.Sun start 17:00
at 青山CAY info 03.3498.5790

Live: CALM ・Bass:Sugimoto Tomokazu ・Sax:Kato Yuichiro ・Keyboard:Toshitaka Shibata ・PC&Keyboard:FARR

1st 18:30 start /2nd 21:30 start
DJ: DUBBY(Feldman-Dream Academy) 中村 智昭 (MUSICAA¨NOSSA / Cafe Apres-midi)

デビュー10周年を記念するアルバムのリリース・パーティーに参加できるなんて、本当に幸せ!

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2007 11| |2008 01