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2008 08| |2008 10
9月3日(水)
8月のCDリコメン@apres-midi.biz 其の三
JOHN PIZZARELLI / WITH A SONG IN MY HEART

前作『BOSSA NOVA』に引き続き、抜群の安定感をみせるジョン・ピッツァレリのニュー・レコーディング。

アメリカの生んだ偉大なソングライターの一人であるリチャード・ロジャースの楽曲にスポットを当てたカヴァー集で、チェット・ベイカーの名唱を思い出さずにはいられない“WITH A SONG IN MY HEART”や、“ワン・ノート・サンバ”のフレイズを引用した“JOHNNY ONE NOTE”、フィンガー・スナップやスキャットが楽しい“THE LADY IS A TRAMP”など、眩しいサニー・ジャズのオン・パレード。

そして一番のお気に入りは唯一のシンプルな弾き語りによる“YOU'VE GOT TO BE CAREFULLY TAUGHT”。アルバムのラストに持ってくることで、その良さもさらに引き立ちます。
カフェ・アプレミディ・クラシック入りはまず確実!



ジャケ写をみる限りでは、声と同じくまだまだ若いですね。
9月4日(木)
8月のCDリコメン@apres-midi.biz 其の四
MANFREDO FEST TRIO / MANFREDO FEST TRIO

コンピレイションCDに加えて、本という形でも「ムジカノッサ・ジャズ・ラウンジ」をお届けできればと、日々奮闘中の今日このごろです。ちょうどそんなタイミングでその本に掲載を予定していたマンフレッド・フェスト・トリオのサード・アルバムがナイス・プライスで再プレスとなったので、この機会にもご紹介を。

エドゥ・ロボの“REZA”、マルコス・ヴァーリの“SAMBA DE VERAO”、バーデン・パウエル=ヴィニシウス・ヂ・モライスの代表作“CONSOLACAO”など、多彩なカヴァーのレパートリーも目を引くアルバムながら、トライアングルのバランスと曲の構成が見事なオリジナルの“QUEM E HOMEM NAO CHORA”が特にドライヴィン。
60年代中期のブラジリアン・ジャズ・シーンにおける、ピアノ・トリオ華やかなりし空気を存分に味わえる一枚。

テノーリオ・ジュニオールの名盤『EMBALO』と同じく、この内容でこの値段は満足度が高すぎですね。



ちなみにボンバさんからの国内盤で、値段は税込み1575円!
9月16日(火)
速報!
DJ Mitsu the Beatsさん出演決定!

MUSICAANOSSA
ムジカノッサ:スパルタカス・ジャズ・ラウンジCDリリース・パーティー

10.24.Fri.at Fai, Aoyama
start 23:00 to 5:00
¥2,500 / 1drink
info:03-3486-4910(fai)

DJ's:
中村 智昭(MUSICAANOSSA)
高木 慶太
橋本 徹(SUBURBIA)
廣瀬大輔(DMR)
小林 径(Routine Jazz )

Guest:
DJ Mitsu the Beats(GAGLE / Jazzy Sport)



DJ Mitsu the Beats(GAGLE / Jazzy Sport)
ビートメイカー、DJ、プロデューサー。
2003年にソロ・アルバム『New Awakening』をリリース。海外アーティストと積極的にコラボレーションを行う。2004年L.A「URB」誌で、“期待するアーティスト100人”に日本人で唯一選出される。2008年現在、DJとしては地元仙台のレギュラー・イヴェント「Sound Maneuvers」@ADDを中心に、全国各地で活動。アメリカやヨーロッパ・ツアーだけでなくアジア圏でも成功し、国内外問わず数々の作品に関わり、そのアーティスト、ジャンルも多岐にわたる。現在は国内外のアーティストのリミックス/プロデュース・ワークや5年振りとなる2枚目のソロ・アルバム制作に向け始動中。
最新作はGAGLEのミニ・アルバム『Hidden Music Value』。

9月17日(水)
いよいよ今週末です!
9/20 Sat.
Toshio Matsuura presents
impro 4
[Host DJ]松浦俊夫
[Guest DJ's]Gilles Peterson(Brownswood)・DJ Nishiyama(niche)・Keisuke Matsuoka (Dance Music Record)・中村智昭 (MUSICAANOSSA)
[at] 渋谷 WOMB
[info]www.womb.co.jp

そしてルーティン・ジャズも同夜開催!

9/20 Sat.
ROUTINE JAZZ
[DJ's]小林 径 (Routine Jazz)・大橋 直樹・楠本 伸哉・中村 智昭(MUSICAANOSSA)・Routine Jazz Crew
[at] 渋谷 オルガンバー
[info]03.5489.5460



タイム・スケジュール次第では、Wombとオルガンバーを行ったり来たりかもしれません!
9月20日(土)
インプロ4@Wombにて
ジャイルスと記念撮影!

ムジカノッサ・コンピもしっかり渡せました!



手に持ってくれてるのがそうです(笑)。イヴェント終了後、ラウンジで撮影。それからみんなでさらに寿司屋へ!
9月21日(日)
9月のCDリコメン@apres-midi.biz 其の一
JOE FENDER / JOE FENDER

イントロのギター・アルペジオにまどろんでいると、ボッサ・アレンジのビートとスキャットが色めく。まさに“NICE 'N EASY”な、ジョー・フェンデル幻のライブラリー盤がついにCD化!

小気味よいギター・カッティングに伸びやかな口笛が響きわたるグルーヴィーなウィッスル・ソング“TODO BIEN”を筆頭に、晴れた日の草原を駆けるような“VAYA”、ボトムの効いた“TALK, TALK, TALK”、トロンボーン&フルートとのユニゾンもナイスな“FEELING WARM AND WONDERFUL”と、瑞々しい曲のオンパレード。

今こうしてあらためて聴いていると、初期カフェ・アプレミディの常連さんやスタッフの顔が鮮明に浮かんでくる思い出の一枚。そうしてしばらく時は流れ、“NICE 'N EASY”にラップをのせたメロウ・ビーツ、ケロ・ワンの“WINDMILLS INTRO”へと繋がってゆくのです。



オリジナル盤のジャケは、コーティングされた深い緑が良い感じなんです。
9月22日(月)
9月のCDリコメン@apres-midi.biz 其の二
NIGHTMARES ON WAX / THOUGHT SO...

夏前にシングル・リリースされたジャック・ジョンソン“HOPE”でのリラクシンな裏打ちリミックスも素晴らしかったナイトメアーズ・オン・ワックスが、2年ぶりとなる6枚目のアルバムをリリース。

キャリア20年を誇るブレイクビーツ・マスターによる本作は、英リーズから新居のあるイビサへ向かう旅路での出来事にインスパイアされて生まれたというロード・トリップ・アルバム。お得意のサイケデリックでダビーな空間処理を最大の武器に、ソウルやジャズへの深い音楽愛をファンキーに構築。良い意味で、時代に左右されることのないこの安定感はさすがです。

そしてラストに収録された“HEY EGO!”は、嬉しくも彼らのパブリック・イメージを裏切ってくれるドリーミン・ポップ・チューン。流麗なピアノとストリングスに、チョップされたヴォイス・サンプルが重なるチルな一曲。ちょっと気の早い話ですが、「今年の“usen for Cafe Apres-midi”ベスト・セレクション候補かしら?」なんてぼんやりと。



前作、前々作もよく聴きました。
9月28日(日)
ーstaff blog@apres-midi.bizにてー
『ムジカノッサ_スパルタカス・ジャズ・ラウンジ』のリリースに寄せて
こんにちは&こんばんは。カフェ・アプレミディの中村です。このページ(staff blog@apres-midi.biz)では「初めまして」になりますね。

さて皆さん、ユセフ・ラティーフによる「スパルタカス〜愛のテーマ」はお好きでしょうか(このアドレスにこうして辿りついてくださってる方には、もしかしたら愚問なのかもしれませんね)。僕は、これ 以上の名曲はちょっと他に見当たらないと思っています。毎日のようにお店でかけ続け、その度「今かかっているのは何ですか?」とお客さまから問い合わせをいただいてきました。そしてショップ・カードにタイトルを記し、お渡しすることで生まれたコミュニケイションは、きっと数百回に及ぶはず。長らく願ってきたのは、「今日のこの曲をきっかけに、こういった音楽を好きになってくれたら」ということ。そしていつの日か、「もしもこの曲で始まるコンピレイション・アルバムがあったら、どんなに最高だろう」とも思うようになったのです。

強く願い続ければ、叶うものなのですね。今回僕は“ムジカノッサ”の名のもとに、ユニバーサルさんから選曲の許可をいただいたのです。タイトルはストレートに、『スパルタカス・ジャズ・ラウンジ』としました。「スパルタカス〜愛のテーマ」の持つ世界観を丁寧に拡げることで、日常の風景が変わるようなコンピレイションCD。毎日のくらしにフィットし、あなたの人生のサウンドトラックとなれば幸いです。

選曲リストから、「なんで今デルズ? なんで今ラムゼイ・ルイス?」という声もきこえてきそうですが、それは自分の耳に新鮮に響くことを優先させた結果なのです。そしてそれぞれが適正なポジションに配置されることで、名曲どうしがお互いを高め合い、その輝きがより増すことが大切だと、常に考えてきたことが素直に反映されているということなのです。彼らを手掛けたチャールズ・ステップニーという偉大なプロデューサー/アレンジャーの存在を鍵とすれば、その答えにもより納得してもらえるのかもしれません。そしてパート1、パート2共に中盤の目玉としたのは、大好きなスタンリー・カウエルのギャラクシー期の名演。特に初CD化となる「Equipoise」のピアノ・トリオ・ヴァージョンの感動をお伝えできることが、嬉しくてなりません。

「CDが売れない時代」とも言われますが、僕は、音楽の力を信じています。このコンピレイションがより多くの心ある音楽ファンのもとに届き、その輪が、静かに拡がって行きますように。


MUSICAANOSSA SPARTACUS JAZZ LOUNGE
ムジカノッサ_スパルタカス・ジャズ・ラウンジ
2008. 10. 1 ON SALE 各¥2,300 (税込) Universal Classcis & Jazz

メロウ、スピリチュアル、そしてソウルフル。時代と世代をこえて心に響く、永遠の音楽。クラブ・ジャズ〜メロウ・ビーツを通過した耳で聴く、ジャズ・コンピレイションの決定盤!

監修・選曲: 中村智昭(MUSICAANOSSA)
解説: 中村智昭 x 社長(SOIL & “PIMP” SESSIONS) x 廣瀬大輔(DMR)


MUSICAANOSSA 1_SPARTACUS JAZZ LOUNGE
ムジカノッサ 1_スパルタカス・ジャズ・ラウンジ
UCCU-1184
●ユセフ・ラティーフによる『スパルタカス〜愛のテーマ』が持つ世界観を丁寧に拡げることで、今回のコンセプトを最も具現化するシリーズのフラッグ的選曲に。初CD化となる音源も5曲収録。
●ジャケットは、ユセフ・ラティーフの人気盤『イースタン・サウンズ』のアルバム・カヴァーをモチーフにした、描き下ろしペインティング。
【収録曲】
01. スパルタカス〜愛のテーマ / ユセフ・ラティーフ
02. ザ・ディスタント・ドリーマー / ラムゼイ・ルイス※初CD化
03. ア・サマー・プレイス / デルズ※初CD化
04. ミスティック・ヴォヤージ / ロイ・エアーズ
05. ゴールデン・レディ / ステファン・スカジリアリ
06. ストラット / ジョン・ライト
07. ドルフィン・ダンス / アーマッド・ジャマル
08. フォー・トゥモロウ / マッコイ・タイナー
09. イクイポイズ / スタンリー・カウエル※初CD化
10. カム・サンデイ / スタンリー・カウエル
11. ザ・ブレッシング・ソング / マイケル・ホワイト
12. サック・フル・オブ・ドリームス / アーネスティン・アンダーソン
13. プレリュード〜ソー・ユール・ノウ・マイ・ネーム / ローランド・ハナ※初CD化
14. ナイーマ / ファラオ・サンダース
15. イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド / ジョージ・シアリング
16. セグエ 5: スウィート / デルズ※初CD化
17. ワイヴス・アンド・ラヴァーズ / デルズ


MUSICAANOSSA 2_SPARTACUS JAZZ LOUNGE PART 2
ムジカノッサ 2_スパルタカス・ジャズ・ラウンジ・パート2
UCCU-1185
●ビル・エヴァンスによる『スパルタカス〜愛のテーマ』をオープニングに据えることでシリーズと しての共通感を持たせつつ、90年代初頭からダンス・ジャズの聖典とされてきたテリー・キャリアーやファラオ・サンダースらのグルーヴィーな名曲を多数収録。
●テリー・キャリアーの名盤『ホワット・カラー・イズ・ラヴ』のアルバム・カヴァーをモチーフにした、描き下ろしペインティング。
【収録曲】
01. スパルタカス〜愛のテーマ / ビル・エヴァンス&ジェレミー・スタイグ
02. ユー・ゴーイン・ミス・ユア・キャンディマン / テリー・キャリアー
03. ラヴ・イズ・エヴリホエア / ファラオ・サンダース
04. アイム・トライン・トゥ・ファインド・ア・ウェイ / スタンリー・カウエル
05. ワンス・アイ・ラヴド / マッコイ・タイナー
06. パターンズ / アーマッド・ジャマル
07. エンチャンテッド・レディ / ミルト・ジャクソン&レイ・ブラウン
08. イクイポイズ / ジャック・ディジョネット
09. シエンナ: ウェルカム・マイ・ダーリン / スタンリー・カウエル※初CD化
10. ナイーマ / ジョン・コルトレーン
11. レ・フルール / ラムゼイ・ルイス
12. アイヴ・ノウン・リヴァーズ / ゲイリー・バーツ
13. セグエ 5: オール・アミーゴ / デルズ※初CD化
14. オーディナリー・ジョー / テリー・キャリアー



いよいよ10月1日発売です!
9月29日(月)
スパルタカス・ジャズ・ブレイクス
ムジカノッサ・コンピレイションの発売を記念しての久々DJミックス。

「usen for Cafe Apres-midi」では毎週火曜日(10/14、10/21、10/28、11/4、11/11、11/18、11/25)の24:00~25:20の放送です。
実は今回の“2008 Autumn”より担当の曜日と時間が変更になりまして、毎週火曜日の22:00~26:00と、毎週土曜日の14:00~22:00に。
気持ちも新たに頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします!特に土曜日はウイークエンド・モードの少し濃いめの選曲をお届けいたします!

MUSICAANOSSA_SPARTACUS JAZZ BREAKS

Spartacus / Afro Blues Quintet Plus One
Save Our Children(Bill Laswell Remix) / Pharoah Sanders
To Impress The Empress / Scott Matelic
Message To The Architects / Rise
Sutra / Karma
Cantamilla / Tranquility Bass
Tides / Nitin Sawhney
Coltrane's Brain (The Rebirth) / Induce

J-Dillalude / Simon S
After The Morning / John Hicks
Japan (Interlude) ~ Peace With Every Step / Equipoise / Collective / Build An Ark
Naima / Lonnie Liston Smith
Authentic Love Song / Calm
People Get Ready(Live) / Terry Callier
Freedom(Instrumental) / Carios Nino & Lil Cei



Pharoah Sanders / Save Our Children(Bill LaswellRemix)(1998) 身震いするほど美しいピアノの旋律、ファラオ・サンダースの“魂の咆哮”、そしてコーラスのリフレインによってこみ上げるスピリチュアリティー。それは音楽と平和を愛する全ての人へのアンセム。もしもいつの日か「貴方にとって音楽とは?」と問われるなら、「僕以上に、僕自身を表してくれるもの」と答えたい。この曲と共に。

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